マイナー7th 一発モノ
今回はドリアンモードのバッキングについてです。
ドリアンモードと言えば何と言ってもマイスルデイビスの「So What」が有名ですが、他のスタンダード曲でもマイナー7thが長く続く場面だったり、ワンコードのセッションなどでも使える考え方になります。
例えば「Dm7」1発でバッキングする時、どんな事を考えて演りますか?
コードがひとつしかないから、逆に何を弾いていいか分からないな・・・
すぐにネタが切れて同じことばかりしかできないな・・・
そんな経験がある方は多いと思います。 簡単すぎて逆に難しいみたいな感じですね 。セッションで「So What」をやっても「最後の方はネタ切れでツライ」みたいな状況がよくあると思います。
最初に思いつく切り口・・・
- 知っている「Dm7」を弾いてみる
- テンションを入れてみる(6th、9th、11th)
- Ⅱ-Ⅴ化して「Dm7-G7」を弾いてみる
などではないでしょうか?
でも、それだと結構神経も使うし大変です。今回は、もっとシンプルな方法でモード上でコードを弾く方法を紹介しています。ぜひ取り入れてくださいね。
また、これをきっかけにダイアトニックとか、アベイラブルノートスケールとかドミナントモーションとか、そういった手法と異なるモーダルな方法の入り口になればよいと思っています。
モードを演奏しよう!
今回の内容をきっかけに「ダイアトニック」とか「アベイラブルノートスケール」「ドミナントモーション」とか、そういった手法と異なる「モーダルな演奏方法」の入り口になるとうれしいです。