【メジャースケール ①】まずはここから!インポジション ~ギターレッスン ~

「ドレミファソラシド~」とメジャースケールを弾く場合、ピアノならどのKeyでも形がひとつに決まりますが、ギターではたくさんの形やポジションが考えられてしまいます。

そんなメジャースケールをいざ覚えようとすると・・・

メジャースケールだけでも、たくさんありすぎてよく分からないよ
結局どれから覚えたらいいの?

たしかにメジャースケールだけでも覚えきれないくらい種類はあります。そこで足がかりとして「インポジション」を覚えてみてはいかがでしょうか?

インポジションの作り方

まず「人中薬小」の4本の指を、連続したフレットにひとつずつ配置します。

例えば「2,3,4,5f」とか「7,8,9,10f」といった感じですね。

でもこれだと4f間しかカバーできないよ。
必要があるときは、人差指または小指のどちらかをストレッチして、隣のフレットまで補うのだ。

※この「人差指か小指をストレッチ」することで、全ての音域をカバーすることができます。

インポジションの特徴①
中指と薬指は横移動無し!固定されたフレットのみを押さえます。
インポジションの特徴②
必要がある時のみ「人差指か小指」のどちらかをストレッチします。
インポジションの特徴③
ポジションを決めたら横移動はしません。「親指が横に移動しない」とも言えますね。指板を見ないで弾きましょう。

7つのインポジション

第1ポジション

「ド」から始まるポジション

イオニアンのポジション。Eポジションと一致。人差指のストレッチが出ます。

第2ポジション

「レ」から始まるポジション

ドリアンのポジション。Dポジションと一致。 人差指のストレッチが出ます。 ※1つも出てきませんが、人差指の基本ポジションは11fです。たまたま全部ストレッチしていると考えます。

第3ポジション

「ミ」から始まるポジション

フリジアンのポジション。Cポジションと一致。ストレッチありません♩

第4ポジション

「ファ」から始まるポジション

リディアンのポジション。Aポジションと一致。 人差指のストレッチが出ます。

第5ポジション

「ソ」から始まるポジション

ミクソリディアンのポジション。Aポジションと一致。 人差指のストレッチが出ます。 ※1ケ所しか出ませんが、人差指の基本ポジションは4fです。ストレッチが4ケ所あると考えます。

第6ポジション

「ラ」から始まるポジション

エオリアンのポジション。Gポジションと一致。 小指のストレッチが出ます。

第7ポジション

「シ」から始まるポジション

ロクリアンのポジション。Eポジションと一致。 ストレッチありません♩

インポジションまとめ

  • ときどきストレッチを入れることで、ポジション移動しなくても弾ける。
  • 移動が無いので、指板を見なくても弾ける。
  • 「各弦3音ずつ」が基本だが、「2弦か3弦のどちらか」が2音になる。
  • ストレッチがやりにくいと感じたら、フォームを見直しましょう。